ブログれ

自分にだけ役立つ

SimCity 4 Deluxe Edition Origin版スタートアップ

ググれば辿り着く情報ばかりだが、環境が変わったときなどのために手早く参照できるようまとめておく。
OriginでSimCity 4 Deluxe Editionをダウンロード、インストールしていることが前提。

日本語化の準備

パッケージ版SimCity 4 Deluxe Editionのインストールディスク(2枚ある場合はおそらくDISC 1)のルートフォルダより、

  • Japanese
  • Sku_Data

の2つのフォルダをコピーし、Origin版のインストールされているフォルダ
(例)C:\Program Files (x86)\Origin Games\SimCity 4 Deluxe Edition
へペースト&フォルダを統合。
Japanese以外の言語フォルダは消さなくてよい。(理由は後述)

グラフィック設定の最適化

この設定はThe Sims 3とほぼ同様。

Game Help:Getting new graphics cards recognized by the game - SimsWiki
このページなどを参考に、SimCity 4のインストールフォルダ直下にある

  • Graphics Rules.sgr
  • Video Cards.sgr

の2ファイルを編集する。

コマンドラインの引数

これは、ゲームの実行ファイルのショートカット(.lnk)のリンク先に特定の引数を加えることでゲームの起動をカスタマイズするもの。

参考 : シムシティー4 よくある質問コーナー

Origin版のSimCity 4 をPC上にインストールしたとき、スタートメニューに形成されるショートカットのリンク先は
"[インストールフォルダ]\Apps\EALaunchHelper.exe"
となっている。このEALaunchHelper.exeは、Origin経由でゲームを実行するトリガーのようだ。
このファイルのショートカットに引数を加えてもゲームは起動しない。

そこでOriginを開き、[ゲームライブラリ] > [SimCity 4] を右クリック > [ゲームのプロパティ] > [詳細な起動オプション] タブ > [コマンドラインの引数] フィールドに入力してみるが、これもなぜかうまくいかない。

Sim City 4 Deluxe Origin Widescreen Resolution Fix Windows 10 | Off Topic (Public) | Joe's Ultimate Off Topic

そこで上のページを参考に、
[インストールフォルダ]\Apps\SimCity 4.exe
というゲーム本体の実行ファイルを探し、このファイルへのショートカットを直接作成してスタートメニューでもデスクトップでも好きなところに置き、プロパティを開いてリンク先にコマンドラインの引数を加える。

"C:\Program Files (x86)\Origin Games\SimCity 4 Deluxe Edition\Apps\SimCity 4.exe" -l:japanese -CPUCount:1 -CustomResolution:enabled

一旦こんな風にしてみた。
これでコマンドラインに従い正常に動作します。ちなみにこのショートカットからゲームを起動すると、Originの起動が省略されるようです。

コマンドラインのバリエーションは以下のサイトなどに詳しい。(Steam版に対する解説のページだが動作は同様)

SC4 Command Line Options - SC4 Reference - Simtropolis

-l:japanese (言語)

日本語で起動する。
"SimCity 4 日本語化"でググると、一例として「日本語の言語フォルダを入れたら、ルートフォルダおよび[Sku_Data]内のJapanese以外の言語フォルダを消す」という案内がある。
そのようにしても日本語化は可能だが、Originでゲームのアップデートや修復を実行すると(実際間違って押してしまった…)一度消した各フォルダがまた生成されてしまう。
単純な好みとしても、データファイルには変更を加えず、手前のトリガーを書き換えてコントロールするほうがすっきりするので、私はこのLanguageコードを採用することにした。

-CPUCount:1 プロセッサー数)

-CPUcount:1 Myth or truth? - SC4 Bugs & Technical Issues - Simtropolis

このトピックの回答に解説が詳しいです。
あと、下記のような問題にも有効なもよう。

SimCity4にて画面がちらつくときの対処方法 – とろテク

-CustomResolution:enabled (カスタム解像度)

「16:9の比率を含むカスタム解像度を有効にします。」(上記SC4 Command Line Optionsトピックより和訳引用)とのこと。
当環境ではディスプレイの最適解像度が1920x1080 (16:9) であるため、使用。

-r[X]x[Y]x[Z] (解像度)

例えば、-r1920x1080x32 のように入力して用いる。Zは色深度で32か16のいずれか(現代の環境では32bitになる)。
ディスプレイの最適解像度を代入するのがよいかと思いきや、細かすぎるとよく見えなかったり目が疲れたりするので、私は当環境で(-CustomResolution:enabled 適用時)ソフト側から自動適用されるデフォルトの解像度である1600x900を使うことにした。なのでこの引数は用いない。

ちなみにGraphics Rules.sgrをチラッと見たところ、このゲームでは1600x1200がバニラ状態で適用される解像度の上限であるようだ。それ以上の解像度でプレイするカスタマイズ方法も存在するもよう。


一旦ここまで。
まだプレイを始めていないし、Apps\[コンピューター名]-config-log.txt などを見ているとさらに調整の余地がありそうに思えるので、調べもって追記してゆく。

それと、The Sims 3のチューニングに関しても、もうひと押し詰めてから改めてまとめたい。